恥骨下隙( ちこつかげき、英:Subpubic space )

 

※ 注意:このページについて

もともとのデータが入っていなかったため、AIによる応急処置の解説ページとなる。内容の正確性は必ず元資料(下記参考ページ等)と照らし合わせてご確認ください。

 

・恥骨下隙とは、恥骨結合のすぐ下で、恥骨弓靭帯と会陰横靭帯のあいだにできる小さなすき間(卵円形の孔)のことと考えられる。深陰茎背静脈(女性では深陰核背静脈)がここを通って骨盤腔に入る。

・「恥骨下隙」という名称そのものは、国際解剖学用語(Terminologia Anatomica)や「船戸和弥のHP」では見出し語として確認できなかった。上記は、恥骨結合の下にあるこのすき間についての各資料の記述をもとにしたものとなる。

 

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■ 位置と境界 ■

・上方:恥骨弓靭帯(恥骨結合の下縁で、左右の恥骨下枝を結ぶ靭帯)

・下方:会陰横靭帯(尿生殖隔膜〈会陰膜〉の前縁が厚くなった部分)

・左右:恥骨下枝

・恥骨下隙は、左右の恥骨下枝がつくる恥骨弓(恥骨下角)の頂点にあたる。その奥(後上方)には恥骨後隙がある。

 

■ 通過する構造 ■

・深陰茎背静脈(女性では深陰核背静脈)が、陰茎(陰核)の背面の正中を後方へ走り、このすき間を通って骨盤腔に入り、前立腺静脈叢や膀胱静脈叢に注ぐ。

・「前部には多くのばあい強い横走束の形をした尿道前靱帯Lig. praeurethraleがある.この靱帯と恥骨弓状靱帯のあいだには1つの隙間があって,ここを通って筋膜下陰茎背静脈が骨盤にはいって膀胱陰部静脈叢に達している」(船戸和弥のHP:ラウバー・コプシュ解剖学)

 ※ 上記の「尿道前靱帯」は会陰横靭帯、「恥骨弓状靱帯」は恥骨弓靭帯、「筋膜下陰茎背静脈」は深陰茎背静脈にあたると考えられる。

 

・前立腺の手術などでは、ここを通る深陰茎背静脈からの出血に注意が必要とされる。

 

■ より詳しい解説■

・「恥骨弓」「恥骨後隙」「恥骨結合」のページをご覧ください。

 

「 日本人体解剖学 」「 船戸和弥のHP 」

 

 以下は「Wikipedia」の解説文となる(「Perineal membrane」「Dorsal veins of the penis」の項より)。

(Male) Its apex is directed forward, and is separated from the arcuate pubic ligament by an oval opening for the transmission of the deep dorsal vein of the penis.

(Female) The apex is separated from the arcuate pubic ligament by an oval opening for the transmission of the deep dorsal vein of the clitoris.

Near the root of the penis, it passes between the two parts of the suspensory ligament and then through an aperture between the arcuate pubic ligament and the transverse ligament of the pelvis.

【 語 句 】

・apex:尖端、頂点 ・be directed forward:前方を向く ・be separated from:~から隔てられる ・arcuate pubic ligament:恥骨弓靭帯 ・oval opening:卵円形の孔 ・transmission:通過 ・deep dorsal vein of the penis:深陰茎背静脈 ・deep dorsal vein of the clitoris:深陰核背静脈 ・root of the penis:陰茎根 ・suspensory ligament:陰茎提靭帯 ・aperture:孔、すき間 ・transverse ligament of the pelvis:骨盤横靭帯(会陰横靭帯)

 

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