【概 要】
・遠位尿細管とは、ネフロンを構成する尿細管のうち、ヘンレ係蹄と集合管の間にある部分で、曲がりくねって走る遠位曲尿細管を指す。太い上行脚にあたる遠位直尿細管を含めて呼ぶこともある。
・遠位曲尿細管は腎皮質の皮質迷路にあり、腎小体や近位尿細管の断面と並んで見られる(船戸和弥のHP)。
・上皮は単層立方上皮で、近位尿細管に比べて細胞の丈が低く、刷子縁がないため、内腔は広く見える。ミトコンドリアが多く、細胞の基底側に深い陥入がある。
・遠位尿細管の始まりの部分は、自分の腎小体の血管極に接し、ここに緻密斑ができる。緻密斑は傍糸球体装置の一部である。
・遠位曲尿細管は、ナトリウムと塩素の再吸収(チアジド感受性のNa-Cl共輸送体)、カリウムの分泌、カルシウムの再吸収(副甲状腺ホルモンで促進)などを行い、カリウム・ナトリウム・カルシウムおよびpHの調節に関わる。ナトリウムの再吸収はアルドステロンによって高まる。
・チアジド系利尿薬は、この部位のNa-Cl共輸送体を阻害して作用する。
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【参考となるサイト】
「 日本人体解剖学 」「 船戸和弥のHP 」
以下は「Wikipedia」の解説文となる。
The distal convoluted tubule (DCT) is a portion of kidney nephron between the loop of Henle and the collecting tubule.
It is partly responsible for the regulation of potassium, sodium, calcium, and pH.
【 語 句 】
・distal convoluted tubule:遠位曲尿細管 ・kidney:腎臓 ・nephron:ネフロン ・loop of Henle:ヘンレ係蹄 ・collecting tubule:集合尿細管 ・partly:部分的に ・responsible for:担っている ・regulation:調節 ・potassium:カリウム ・sodium:ナトリウム ・calcium:カルシウム
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